「アカデミー賞最有力!」
そんな宣伝文句が飛び交う作品です。
バットマンの宿敵ジョーカーの誕生話?妄想?
こんなのジョーカーじゃない!と一部のアメコミファンからは文句を言われそうな作品ではあります。
なんでもいいや、映像と音楽がカッコよすぎなので、それだけでも必見です。
ネタバレがあるので、見てない人は読まないでください。
そして、今すぐに映画を見に行ってください。
荒い筋書き
舞台はもちろんゴッサムシティ
アーサー・フレックは、大道芸人として生きる冴えない男なのですが、絶望的にコメディアンとしての才能はなく、落ちぶれた生活をしている
そんな彼を支えていたのは、母が幼少期よりアーサーに言い続けた、「どんな時でも笑顔で人々を楽しませなさい」という言葉。
ピエロの扮装で笑顔を携え必死に生きてきたアーサー。
しかしそんな彼に世間は優しくなかった。アーサーから金を奪い取っていく若者達。自分を受け入れてくれない上司や同僚。
それでも必死に前を向いて生きてきたアーサーだが、、とうとうそんなアーサーの心を折る出来事が起こる。
好きなキャラクター
ジョーカー
抜群にジョーカーです。アーサーからジョーカーに変貌するまでを描いた作品なので、最後の方にしか登場しないのですが、同一人物か?
というぐらいにカッコいいんです。
あんなにカッコよくタバコをしながら歩くシーン初めてですよ。
身勝手な狂人であり、一ミリたりともお付き合いしたいとは思えない人物ですが、とにかく振る舞いが美しい
好きなシーン
やはり最後の方にあるパトカーに乗せられたジョーカーが窓の外を眺めながら笑うシーン。
あのシーンは良いですね。
「ほら、みんな好きに生きているじゃないか?」
暴徒とかした市民を見ながらジョーカーの高笑いが聞こえてきそうです。
たぶん、伝えたいことはひとつで
この世界には「糞みたいな自分の人生を変えてくれるなら、それが「悪」でもいい」と思っている人がいるんだ。
って事だと思うんですよね
最後に
色々な解釈が出来る映画なので、批評されまくるでしょうね。
とにかく語りたくなる映画なんですよ。
「あのシーンは妄想だ」
「あれは〇〇に対するアイコンで、社会的メッセージだ!」
「こんなのジョーカーじゃない!不愉快だ!」
「あの階段シーンはマネしたい!」
「キリスト復活の暗喩?」
「チャップリンとは分かり易いね」
とかね