「スポットライト」を見たんだ。
トム・マッカーシー監督作品。マッカーシーはジュシュシンガーと共同で脚本を勤めている。
神は信じている。
でも、宗教は人間が作った1つのシステムに過ぎない。
荒い筋書き
ボストンにある日刊紙ボストングローブは新編集長としてバロンを迎え入れる。
バロンは会議にて同紙の少数精鋭取材チーム「スポットライト」を率いるウォルター・ロビンソンに、ゲーガン神父の子供への性的虐待事件をチームで調査し記事にするよう持ちかける。
四人という少数チームは、取材に取り掛かるが様々な障害・妨害にあう。
しかし、その取材の中で一人の神父だけでなく、この事件は協会すべてを巻き込む卑劣なシステムの一部だとチームは確信する。
調査が佳境に差し掛かる頃、アメリカは9月11日を迎える。
好きなキャラクター
マイク・レゼンデス
取材チームの一員。演じているのはアベンジャーズ最強の超人ハルクでお馴染みのマークラファロ
飄々としたしゃべり方をするが熱い男であり、取材の中で知ることになる教会内の腐敗に怒り覚える。
首を傾けてメモをとる姿が印象的、あと、電話を首ではさみメモをとりながら話をする。
おそらく将来的には、肩関節の以上により肩こり悩まされることになるはずだ。
好きなシーン
取材も佳境に入り学校の理事長が、小さな悪の為に大きな善を滅ぼすことになると記事を出さないでくれとバーで言ってくるシーン。
新聞記者に、その問いかけはまずかったのではなかろうか。
真実だけが正義なんて事は言いたくないが、その悪が小さいかどうかを決めるのはお前ではない!
最後に
この作品はアカデミー賞の作品賞・脚本章を受賞してますね。
題材的にも注目を浴びる内容だと思います。
思った以上に編集局長の出番が少なくてビックリ。
それ以上に、これはアメリカに限らず宗教という物が生活に浸透している外国では当たり前なんですが、生活の一部として宗教的行事が含まれてるんだなと感じました。
日曜のミサが当たり前に会話にあるとか、毎週毎週よく語ることがあるもんだなと思います。