香港マカオへの出発の日
僕は仕事をしていた。
高知を18:10の出発便で羽田へ向かう予定だ。
午後から休みをもらっていて余裕をもって、空港に向かう予定だった。
なぜか旅行が決まってから、仕事はトラブル続きだ。
絶対に旅行に行く為に仕事を終わらす。仕事の為に旅行に行けなくなるなんて絶対に嫌だった。
必死の頑張りで1時間早く早退できた。
昨日準備していたキャリーケースを持って空港へ向かう。
小さな高知の玄関口、高知龍馬空港。
ANAカウンターでeチケットを搭乗券へ変えてもらう。
高知龍馬空港のロビーで会社から電話がかかってくる。
携帯に表示される会社名でうんざりしてしまう。もしもしと電話を取るサラリーマンの悲しさだ。
トラブルだったが、今週中にはどうすることも出来ないモノだったので出来ることは何もない。
会話終了後、電源を切って飛行機へ乗る。これで携帯が鳴ることはない。
もう誰の電話もとりたくない。
旅とはそういうものだ。電波圏外へ旅立つ
羽田空港へ到着。
羽田空港に到着したのが19:35
羽田空港から香港への出発時間は0:55
時間はある。
晩御飯を食べるところを探しながら、羽田国際ターミナルを探索してみる。
このターミナルを利用するのは初めてのことだ。
国際線のターミナルビルには異国の人も多い。日本的なオブジェに向かってカメラを向けている。
香港に着いたら僕も同じようになるのだろう。
お腹が減ったきたが、どの店もなかなかの価格をしている。
展望デッキという看板が見えたので上に上がってみる。
旅立つ飛行機が見えるかと思ったが、外は中々の寒さだ。
飛行機が飛び立つまで待つ余裕が僕にはなかった。中に入って手ごろなパスタ屋さんで夕食を捕ることにした。
美味しかった。
レンタルwifiを借りる。
簡単な使用方法も教えてもらえる。
電源を入れて、wifiのパスワードをスマホで入力するだけなので簡単便利だ。
wifi
ポータブル充電器
変換コネクタ
ili
一式を入れれるポーチもついているので、カバンに入れておくだけでいい。
出国検査へと向かう。
高知龍馬空港での検査でも思ったが、僕はなぜ毎回鉄のバックルが付いたベルトで検査に引っ掛かるというミスを犯すのか。
ベルトを外し再チャレンジ。
間抜けな姿だ。ズボンがずり落ちない事だけが救いだ。
ラウンジで時間をつぶし、スマホの充電を済ませておく。
ゴールドカードで入れるラウンジは、こんな時に便利だ。
出国の時間が近づいてきたので、出発ゲートへ
行きの便はエコノミー席だが、快適だ。
高揚感が高まってくる
前回利用したユナイテッド便とは違いANAなので、機内のモニターでは洋画邦画の他に、
バラエティも見れる。
「しくじり先生」を見ている内にあっという間に香港だ。
早朝で周りは真っ暗
どこに行けばいいか分からない。看板を見る
漢字なのでなんとなく分かる
それより人の流れについていく方が簡単だった。
入国審査では、機内で書いた入国カードをパスポートともに渡す。
ホテルの住所まで書かなくてはいけないのがいつもも面倒だ。
死ぬほど眠たそうな係の人がすんなり通してくれた。
香港だ!
僕は香港に入国した!
さぁどこへ行こう!