「ゴーンガール」を見たんだ。
暗い雰囲気大好き監督、デビットフィンチャー監督作品。
ミステリー?サスペンス?スリラー?
いや、これは超ブラックコメディだ!
粗い筋書き
どこにでもいる幸福な夫婦。
しかし、ある日妻が突然失踪する。警察と過激化する報道からの圧力によって、夫の温厚な人柄のイメージが崩れ始める。
次々と出てくる情報により世間はある共通の疑問を抱き始める。
「夫が妻を殺したのではないのか?」
やがて、その疑問は驚くべき結末を迎える
好きなキャラクター
夫のニック・ダンですね。この愛するべきバカ男がいないと話になりません。
演じるのベンアフレック。
個人的にバルセロナ所属のサッカー選手のジョルディアルバに顔がそっくりです。
下半身の無節操さが自分のイメージを損なうということが分かっているのに、その行動を止めれないという理性がないのかといわんばかりの男です。
でも、見ていて後半はかわいそうになります。世の結婚している男性はこの姿を見てたぶんないています。
好きなシーン
もう後半全部。
前半に種をばら撒いといて、観客を翻弄していき、結末を想像させる。
あれはどうなんるんだ。夫が犯人なのか、偽装殺人じゃないのか、
あの隣人も怪しいぞ、おいおい、夫は浮気野郎だったのか。。。
しかし、そこからジェットコースターのように、急展開を見せる映画。
後は必死に映画についていくだけで精一杯です。
後半全部はもう爆笑です。
あと少し下品ですが、もう1つ好きなシーン。
妻エイミーがレイプされたという偽造をするために、ワインボトルを自分の性器に無理やりねじ込むシーン。
もうね、その完璧さが怖すぎて結婚するのが怖くなります。
だって、そんな想像しないでしょう。しかも、犯人役は殺して死人に口なし。
最後に
結婚とは陣取りゲームなのです。
そのゲームは常に周りから観られていて、観客は気分次第で乱入してきます。
しかも、嫌になったら勝手に出て行って知らん顔も当たり前。
この映画は女性側が勝利します。というか妻の完全勝利です。
この映画は監督の敗北宣言映画なのです。
これって、男の監督が作ったから笑えるけど、女性が作ってたら怖すぎて笑えません。
最後のインタビュー前の子供が出来た(精子バンクに保管していた精子にて)という告白シーンなんて、怖すぎて怖すぎて。超ブラックです。